ハマス人質「私宅で拘束」

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共同通信
ハマスの人質になり、解放されたリアット・ベイニン・アツリさん(家族会提供・共同)

 【テルアビブ(イスラエル中部)共同】イスラム組織ハマスの人質になり、解放されたリアット・ベイニン・アツリさん(49)の父親(70)が30日、共同通信の取材に応じ「娘はパレスチナ自治区ガザの病院に連れて行かれた後、個人の家に移されて1人で拘束されていた」と話した。

 父親のユダさんによると、10月7日の奇襲攻撃後、リアットさんは複数の人質と一緒にガザ南部の病院に連れて行かれた。その後、人質は別々の場所に移され、リアットさんはハマス戦闘員とみられる男の自宅で過ごしていたという。

 リアットさんは29日に解放された。ユダさんは「食事や水は得られていて、健康状態は問題なかった」と話す。