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共同通信
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【ソウル共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、「国家航空宇宙技術総局の平壌総合管制所に設置された偵察衛星運用室が2日に任務に着手した」と伝えた。11月21日に打ち上げた軍事偵察衛星「万里鏡1号」の運用が正式に始まった可能性がある。北朝鮮は、偵察衛星が制御調整などを経て、任務を12月1日に始めると主張していた。
北朝鮮国防省は「戦争抑止力がさらに確固たる準備態勢を整えることになる」と強調した。
朝鮮中央通信は、偵察衛星で得られた情報は「朝鮮労働党中央軍事委員会の該当部署に報告され、指示により重要部隊と朝鮮人民軍偵察総局に提供される」と説明した。