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共同通信
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大阪市で進むカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)計画を巡り、運営事業者側が予定地の液状化対策工事に近く着手することが分かった。複数の関係者が2日、明らかにした。早ければ4日にも始める。予定地は大阪湾の人工島・夢洲で、2025年大阪・関西万博の会場と隣接。工期の重複による工事車両渋滞や、これに伴う万博開幕準備の遅れが懸念されている。
市はアクセス改善のため、予定地につながる高架橋を前倒しして完成させる方針で、工事が集中しても渋滞は生じないとしている。
IRは万博会場の北側に整備予定。運営事業者は大阪府との間で、開業に必要な実施協定を9月に締結した。