「男が夫刺した」と妻

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共同通信
岡山県警本部の正面玄関

 岡山県倉敷市玉島の住宅で男女が死傷した事件で、重傷を負った妻(50)が病院に運ばれる前に「男が家に押し入ってきて、夫を刺した後に逃げた」と説明していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。県警は殺人事件と断定し、同日までに玉島署に捜査本部を設置した。

 県警によると、男性の身元は住人の会社経営問田正さん(57)と確認された。問田さん宅の玄関は事件当時無施錠だったとみられ、県警は何者かが住宅に侵入し2人を刺したとみて、行方を調べている。

 事件は2日に発生。同日夜、妻が「刺された」と玉島署に通報した。署員が住宅の洗面所で問田さんが倒れているのを発見、その後死亡が確認された。