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共同通信
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損害保険ジャパンを傘下に持つSOMPOホールディングスの桜田謙悟会長兼グループ最高経営責任者=CEO=(67)がCEO職を退任する見通しとなったことが4日、分かった。桜田氏は10年超にわたってグループのトップを務めており、経営の若返りを図る。
損保ジャパンは中古車販売大手ビッグモーターによる自動車保険の保険金不正請求問題への対応が批判を浴び、白川儀一社長(53)が辞任を決めた。グループが混乱する中、経営陣を刷新して組織を立て直す狙いもありそうだ。
桜田氏の後任のCEOにはSOMPOの奥村幹夫社長(58)を充てる案を軸に調整する。