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共同通信
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鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故の発生から1週間となった6日、米軍が搭乗員8人が死亡したと認定したことに、屋久島の住民からは「家族がいたはず。心が痛い」などと思いやる言葉が聞かれた。海上保安庁は、行方の分かっていない搭乗員2人の捜索を続けた。
墜落の瞬間を目撃した農業平田耕作さん(68)は「あれだけの事故だから生存者がいたら奇跡だと思ってはいた。搭乗員たちにも家族がいたはず。国の命令に従って飛んで、遠い異国の地で命を落としたと思うと、心が痛い」と話した。
屋久島町の安房港では午前8時ごろ、米軍関係者約20人が、残骸などの回収のために沖合に向かった。