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共同通信
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茨城県日立市の市役所前広場と同県東海村役場に相次いで車が突入し、3人が重軽傷を負った事件で、最初に市役所の広場に突入した黒い車が、村役場への建造物損壊容疑で逮捕された男の自宅アパートの駐車場で発見されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。突入後にいったんアパートに戻り、車を乗り換えて村役場に向かったとみて、詳しい足取りを調べている。
捜査関係者によると、県警が車を発見した際、助手席に男の70代の母親が乗っていた。県警は母親からも事情を聴いている。
男は日立市久慈町3丁目、自称運転手益子泰容疑者(53)。「東海村と日立市に恨みがあった」という趣旨の供述をしている。