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共同通信
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ロシアのプーチン大統領とイランのライシ大統領は7日、モスクワで会談し、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ情勢を協議した。ウクライナ侵攻を巡り欧米と対立を深めるプーチン氏は、ライシ師との結束を誇示した。
ロシア大統領府によると、ライシ師は会談で米国などを念頭に「一方的措置と世界規模の不当なシステムが人類を苦しめている」と批判した。イスラエル政権によりガザで子ども6千人以上が殺されたとし「大量虐殺で、人道に対する罪だ」と非難。その犯罪は「米国と西側諸国が支援している」と強調した。
軍事協力強化も協議した可能性がある。(共同)