米議会、台湾支援の強化盛り込む

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共同通信
米ワシントンの連邦議会議事堂(共同)

 【ワシントン共同】米議会は7日までに、上下両院が合意した2024会計年度(23年10月~24年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案の概要を公表した。約8860億ドル(約127兆円)の支出を承認する。台湾統一を目指す中国をにらみ、台湾に対する支援強化を盛り込んだ。法案は両院による可決を経て、バイデン大統領の署名で成立する。

 法案は台湾を巡り、防衛能力を向上させ、中国との両岸関係を平和的に促進すると明記。米国と台湾の連携強化を政権に求めた。台湾軍に対し包括的な訓練や助言、能力構築プログラムを提供することも促した。