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NY市で撃たれた人は減少傾向
コロナ禍の2021年より治安改善

今年、ニューヨーク市で撃たれた人は2021年と比較して、700人ほど少なくなっていることが5日、ニューヨーク市警(NYPD)が発表した月例犯罪統計で明らかになった。1990年代半ば以降で見ると、4番目に発砲事件が少ないペースだとしている。コロナ禍となった翌年で、暴力犯罪の恐怖が街を席巻した21年に比べると、治安の改善が進んでいるのがうかがえる。
市内全域では、数カ月にわたって犯罪が減少。今年11月の銃乱射事件は、昨年11月に比べて、約19%減っており、昨年比では25%減少した。NYPDのマイケル・リペトリ犯罪対策主任は「ニューヨーク市での銃乱射事件の犠牲者は、21年と比べると、668人減少した」と述べた。NYPDは90年代半ばに、犯罪をコンピューターで測定するシステムを導入した。
市内全域の犯罪について、今年11月と前年同月を比べると、重罪と自動車盗以外の5つの犯罪で減少している。同様に、今年11月と昨年11月の犯罪件数を比べると、殺人、性的暴行、強盗がそれぞれ6.5%、4.3%、9.7%減った。侵入強盗は17.8%、重窃盗は3.5%それぞれ減少した。増加した2つの犯罪のうち、重罪は 0.9%増え、自動車盗は 7.1%増加した。全体の件数は10009件で、昨年11月より4.1%減っている。(5日、パッチ)
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