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共同通信
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自民党派閥の政治資金パーティー券問題で、安倍派(清和政策研究会)の塩谷立座長側のほか、萩生田光一党政調会長側や西村康稔経済産業相側も、派閥からキックバック(還流)を受けていたとみられることが9日、関係者への取材で分かった。政治資金収支報告書に記載していなかったとされる。
萩生田氏や西村氏、1千万円超の還流があったとされる松野博一官房長官、高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長は安倍派の有力者「5人組」のメンバー。東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載など)の疑いで捜査しており、政権の重要ポストを担う議員側についても経緯を確認するとみられる。