類似品販売店に立ち入り検査

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共同通信
厚生労働省

 大麻に似た成分を含むグミを食べた人の健康被害が相次いだ問題で、今月から規制対象になった合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)の類似成分を含む製品などを販売している各地の店舗に対し、厚生労働省麻薬取締部が医薬品医療機器法に基づく立ち入り検査を進めていることが8日、同省への取材で分かった。

 HHCHは12月2日から同法に基づき指定薬物に指定され、所持や使用、流通が禁止された。しかしその後、インターネットや店舗で、類似の合成化合物で現在は規制対象外のHHCP(ヘキサヒドロカンナビフォロール)などを含む製品の流通が確認された。