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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連の人工知能(AI)に関する諮問機関のメンバーを務める東大未来ビジョン研究センターの江間有沙准教授が7日、ニューヨークの国連本部で共同通信などの取材に応じた。AI技術の管理について「私たちがどういう社会に住みたいのか、その将来像に基づいて判断することが大事だ」と訴えた。
江間氏は国連本部で諮問機関の非公開会合に参加。人間と機械の関係性などを専門とし、諮問機関では「一律的にAI技術に意思決定をさせないと規制するのではなく、医療では駄目だが娯楽分野では良いかもしれないなど、具体的な技術、社会の状況に応じた議論の重要性を伝えたい」と話した。