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共同通信
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【ロサンゼルス共同】米ネバダ州のネバダ大ラスベガス校で起きた銃撃事件で日本人准教授タケマル・ナオコさん(69)が犠牲になったことを受け、同校のマーガレット・ハープ准教授が8日、記者会見し「悲しみに打ちひしがれている」と声を詰まらせた。
ハープ准教授は、タケマルさんは大学の日本語プログラムをつくるため、20年前に雇われたと説明した。日本留学を熱心に勧められたとタケマルさんの教え子から聞いたと振り返り「学生のやる気を引き出すのが上手だった」としのんだ。
タケマルさんはかつてプロのピアニストだったといい「多彩な才能の持ち主だった」と語った。