Published by
共同通信
共同通信
交流サイト(SNS)で強盗や特殊詐欺の実行役を募る「闇バイト」の危険性を知ってもらおうと、警視庁小松川署が9日、東京都江戸川区の荒川河川敷で、地元高校の野球部員らと交流し、野球を通じて注意を呼びかけた。警察を身近に感じてもらい、相談しやすい関係を築くのが狙い。
イベントには、関東第一高の軟式野球部員ら約40人と、署野球部「ジャスティス小松川」が参加。ボールをパネルに当てる「ストラックアウト」で、闇バイトのSNSでの勧誘文句や、指示役から身分確認として学生証などの写真を要求されることを学んだ。
同高軟式野球部キャプテンの2年入交勇太さん(16)は「どのように闇バイトを募集するか、分かりやすくしっかり学べた。SNSを使う際は気を付けたい」と話した。