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共同通信
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陸上の日本選手権1万メートルは10日、来夏のパリ五輪の代表選考会を兼ねて東京・国立競技場で行われ、男子は6月の日本選手権5000メートル覇者の塩尻和也が27分9秒80の日本新記録で初優勝した。
太田智樹が27分12秒53で2位に入り、従来の日本記録(27分18秒75)を持っていた相沢晃が27分13秒04で3位。世界選手権代表の田沢廉は27分22秒31で4位だった。
女子は今夏の世界選手権7位の広中璃梨佳が30分55秒29で3連覇。高島由香が約2秒差の2位、小海遥が3位。男女とも五輪参加標準記録(男子27分0秒0、女子30分40秒0)には届かず、今大会での代表決定選手はいなかった。