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共同通信
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【香港共同】香港で10日、区議会(18区の地方議会)選挙の投開票が行われた。香港当局が7月、親中派に圧倒的優位な選挙制度に変更し、民主派政党が事実上、排除されたため、親中派が議席を独占。新制度に不満を持つ民主派支持層は投票に行かず、投票率は10日午後7時半(日本時間同8時半)時点で24.5%と低迷した。
有権者登録の電子システムにトラブルが起き、一時的に投票できない状況が発生。投票時間が1時間半延長された。このトラブルの影響で本来は投票終了直後に出る投票率が公表されていない。
反政府デモの盛り上がりを受け、民主派が議席の約8割を獲得した2019年の区議会選の投票率は71.2%だった。