「殴るルール適用」男追送検

Published by
共同通信
大阪府警本部=大阪市中央区

 交際していた女性(21)の長男(4)をたたいたなどとして、大阪府警は14日、傷害と暴行容疑で奈良県生駒市の無職蛭子唯斗容疑者(22)=傷害罪で起訴=を追送検した。府警によると「(長男を)3回注意して言うことを聞かなければ殴るルールを適用していた」と供述している。

 追送検容疑は10月、女性と同居していた大阪府吹田市の自宅で、浴槽に潜った長男が出てこられないように後頭部を押さえてけがを負わせ、背中を複数回たたくなどした疑い。

 容疑者は長男を布団の上に投げ落とし左腕を骨折させたとして、傷害容疑で11月に逮捕。その後、別の日にもけがをさせたとする傷害容疑で再逮捕され、起訴された。