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共同通信
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14日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで急伸し、一時1ドル=141円近辺を付けた。約4カ月ぶりの円高ドル安水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が13日に政策金利を据え置き、来年の米利下げ観測が広がったことで円買いドル売りが進んだ。
午後1時現在は前日比4円41銭円高ドル安の1ドル=141円40~42銭。ユーロは3円08銭円高ユーロ安の1ユーロ=154円18~26銭。
FRBが13日に公表した経済見通しで、来年3回の利下げを見込んだ。市場で日米金利差の縮小が意識され、円買いが広がった。
市場では「FRBの利下げ姿勢が想定以上に強かった」(外為ブローカー)との声があった。