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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は14日、ブリュッセルで首脳会議を開いた。ロシアの侵攻を受けるウクライナのEU加盟交渉開始の是非と、同国に向けた500億ユーロ(約7兆7千億円)の支援承認が主要議題。全会一致の決定が求められる中、いずれもハンガリーが反対する構えを見せており、協議は難航しそうだ。会議は2日間の日程。
加盟交渉の開始が決まれば、多くのウクライナ国民が切望するEU加盟に向けて一歩前進する。長年、ウクライナのEUへの接近阻止を図ってきたロシアのプーチン大統領にとっては新たな失点となる。