オスプレイ胴体部引き揚げを準備

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共同通信
CV22オスプレイ

 鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故で、海中で発見された機体胴体部の残骸引き揚げに向けた準備作業に米側が着手したことが14日、関係者への取材で分かった。天候次第で、早ければ来週にも引き揚げるとみられる。

 米軍は事故後、世界に展開するオスプレイ全機種の飛行を停止する異例の措置を取った。墜落直前に、エンジン部から出火したとの目撃情報もあり、事故原因解明には胴体部の引き揚げが不可欠と判断したもようだ。

 関係者によると、米側が13日、日本の業者にクレーン船の派遣を要請したという。実際に引き揚げるのは米側が用意する別の船で、クレーン船は引き揚げる船を固定する。