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共同通信
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千葉県木更津市で15年前に同級生の男性=当時(22)=を撲殺したとして、殺人などの罪に問われた無職小川順也被告(38)の裁判員裁判が14日、千葉地裁(上岡哲生裁判長)であり、検察側は懲役14年を求刑した。判決は18日。
検察側は論告で「被害者に金を要求されても警察に相談せず、殺人で解決しようとした」と指摘。弁護側は、起訴内容を認めた上で「金の無心がなければ、凶悪な犯行に及ぶことはなかった。被害者に原因があったのは明らか」として懲役7年が相当と主張した。
起訴状によると、2008年8月15日ごろ、被告宅で須藤秀平さんをバールのようなもので複数回殴り、殺害したとしている。