IBM、日米韓の5大学と連携

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共同通信
記者会見するエマニュエル駐日米大使(左から2人目)とIBMのダリオ・ギル上席副社長(左端)ら=14日午前、東京都港区

 米IBMは14日、複雑な計算を超高速で実行できる量子コンピューターの分野で日米韓の5大学と連携し、今後10年間で最大4万人の学生の人材育成に取り組むと発表した。IBMの最先端の知見などを提供することで量子技術に特化したグローバルな人材開発を推進していくのが狙い。

 IBMによると、5大学は東京大、慶応大、韓国の延世大とソウル大、米シカゴ大。東京都内で記者会見したIBMのダリオ・ギル上席副社長は「量子コンピューターは働き方や暮らしのほか、経済的繁栄や安全保障も左右する重要な技術だ」と強調。エマニュエル駐日米大使は、日韓と協力して「この技術を最大限に活用できるようにしたい」と述べた。