Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】2020年米大統領選で不正があったとのジュリアーニ元ニューヨーク市長の主張で名誉を傷つけられたとして、選挙関係者の女性2人が損害賠償を求めた訴訟で、ワシントンの連邦地裁の陪審は15日、ジュリアーニ氏に約1億4800万ドル(約210億円)の支払いを命じる決定を下した。米メディアが伝えた。
連邦地裁は8月下旬に名誉毀損を認定。トランプ前大統領の弁護士だったジュリアーニ氏は20年大統領選で、女性2人が南部ジョージア州アトランタでの集票作業中に数千票を不正に加えたとの陰謀論を展開した。大統領選の結果を覆そうとしたとして、刑事責任も問われている。