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共同通信
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四国電力が高松市に誘致を進めていた香港拠点の高級ホテル運営会社「マンダリンオリエンタルホテルグループ」の事業計画が15日、明らかになった。資材価格高騰の影響などで、開業は当初予定の2025年から27年夏に遅れる。香川県・直島にも富裕層向けの古民家風ホテルを開業する。四国各地の魅力を味わう周遊型観光を促す。
ホテルの名称は「マンダリンオリエンタル瀬戸内」。四国電などが出資する合同会社が同日発表した。国内では東京・日本橋に次いで2カ所目の進出。高松(客室数92)は地上13階建て。直島(客室数22)には地上2階建てのメイン棟に加え、別棟を設ける。客室単価はそれぞれ十数万円を見込む。