Published by
共同通信
共同通信
元妻(33)とその父(69)をくわで殺害しようとしたとして殺人未遂罪などで起訴された将棋の元プロ棋士橋本崇載被告(40)=福岡市博多区=が、逮捕後の調べに「襲ったことは間違いない」と容疑を認める供述をしていたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕直後は黙秘していた。被告は「ハッシー」の愛称で親しまれ、八段まで昇段した。
起訴状によると、被告は7月20日朝、大津市の元妻らの住宅に侵入し、くわで2人を殴り殺害しようとしたとしている。鑑定留置を経て、12月8日に殺人未遂罪などで起訴された。
被告は元妻を中傷した名誉毀損罪で今年6月に有罪判決を受けていた。