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共同通信
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米原子力空母が配備されている神奈川県横須賀市で15日、市や政府、米海軍などが合同で、巨大地震を想定した原子力防災訓練を行った。参加者はけが人の取り扱いや、空母周辺の安全確保の手順を確認した。
市によると、三浦半島断層群を震源とするマグニチュード6.8の地震が起き、市内全域が停電したとの想定で、内閣府や米大使館など12機関から計約250人が参加。空母ロナルド・レーガンが停泊している周辺の海域では、海上保安庁の特殊警備救難艇が放射線量を測定した。
米海軍横須賀基地内では、けが人にトリアージをしたり、基地外にある病院に搬送したりする訓練もあった。