NY最大の詐欺、英国人旅行者が暴露
タイムズスクエアのキャラクター
タイムズスクエアを歩いていると、ミッキーマウスなどキャラクターの着ぐるみを着用した人たちに頻繁に遭遇する。こうしたキャラクターと一緒に写真を撮影してしまい、金銭を請求された人も少なくないのではないか。このほど、1人の英国人旅行者が、ニューヨークの「最大の詐欺」をTikTokで暴露し、彼らに追い払われた。
キャラクターに扮した人間たちは、長年にわたって路上で問題を引き起こしてきた。写真を撮るだけで10~50ドルを請求、数百ドルもの料金を請求されたとの報告も寄せられており、ニューヨーク市当局は監視の目を光らせている。コンテンツクリエイターの英国人、フスナイン・アシフさんはタイムズスクエアで、ミッキーマウスやエルモの着ぐるみを着た人間と一緒に写真を撮った。
撮影を終え、アシフさんが「ありがとう」と言ったとたん、キャラクター姿の集団は金銭の支払いを要求。1人が「金だ」と叫ぶと、「金なんか持ってない」と反論したアシフさんを追いかけ、写真を削除するよう求めた。キャラクターが「金がないなら、家にいるべきだ」と言い放つと、アシフさんは「詐欺に引っかかるな。セルフィーは無料であるべきだ。みんな、自由に写真を撮れ」などと群衆に向かって呼び掛けた。(14日、ニューヨークポスト)
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