Published by
共同通信
共同通信
東京を拠点とする支援団体「Team Beko(チームベコ)」が、パレスチナやシリアへの支援に充てようと、現地の子どもが描いた絵を入れた年賀状を作成した。2千枚以上が売り切れ、追加発注するほど人気だ。代表の佐藤真紀さん(62)は「年賀状を送り合い、多くの人に紛争地の状況に思いを寄せてほしい」と話す。
佐藤さんは内戦が続くシリアなどで長年医療支援を行い、同国北部アレッポで小児がんの治療を続けるサラーハ君(12)とも活動で知り合った。佐藤さんは来年の干支「辰」にちなんだ絵をリクエスト。サラーハ君は、神奈川・江の島に伝説が残る五頭竜と天女を色とりどりに描いた。