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共同通信
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文部科学省は19日、月経痛や月経前症候群(PMS)で高校入試を欠席した場合、追試験の対象となることを明記した文書を全国の教育委員会などに通知した。これまで新型コロナウイルス感染症やインフルエンザは対象として示されていたが、月経痛は明示されておらず、教委によって対応が分かれていた。
文科省は「本人の落ち度ではない理由で受験機会を失うことがないようにしてほしい」としており、千葉県や大阪府では月経痛を新たに追試験対象に加えるよう検討が進んでいる。
文科省は新型コロナ流行以降、「新型コロナやインフルエンザ等」による欠席は、追試験や調査書による選考を実施するよう求めてきた。