覚醒剤31キロの密輸容疑で告発

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共同通信
東京税関羽田税関支署が押収した覚醒剤など=20日午前、東京都大田区

 覚醒剤計約31キロ(末端価格約19億3千万円)をスーツケースに入れて密輸しようとしたとして、東京税関羽田税関支署は20日までに、関税法違反容疑でいずれもカナダ国籍の職業不詳モハメッド・ゼイン・カワー・シャビアー容疑者(23)と、大学生モハメド・アリーズ・カーン容疑者(23)を東京地検に告発した。告発は15日。

 同支署によると、航空機の手荷物に隠す手口で羽田空港で一度に押収した量としては過去最多。

 告発容疑は11月、カナダから航空機に搭乗し、羽田空港から入国する際、それぞれのスーツケースに隠して覚醒剤を密輸しようとした疑い。2人は容疑を否認している。