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共同通信
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ロシアのプーチン政権を批判する活動家ナワリヌイ氏が収監先のモスクワ東方ウラジーミル州の刑務所から移送され、行方不明となって2週間が過ぎた。18日に予定されていた法廷審理は来年1月11日に延期。プーチン大統領が通算5選を目指す来年3月の大統領選に向け、当局側が反対派の締め付けを強めているとみられる。
ナワリヌイ氏陣営によると、弁護士が6日に刑務所を訪れたが面会できず、7日以降に遠隔で参加予定だった審理にも「故障」を理由に参加しなかった。刑務所側は既に同氏は別の地域の施設へ移送されたと説明。陣営は各地に照会しているが所在を確認できていない。(共同)