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共同通信
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交流サイト(SNS)への投稿で殺人事件の遺族を傷つけたなどとして訴追された仙台高裁の岡口基一判事(57)=職務停止中=の弾劾裁判第12回公判が20日、裁判官弾劾裁判所(裁判長・船田元衆院議員)で開かれ、岡口氏は尋問で「SNSは本当に怖いと思った」などと述べた。遺族に対しては「(投稿の)真意が伝わらず、不快な思いをさせ申し訳ない」と謝罪した。
岡口氏は2017年、事件についてSNSに「首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える性癖を持った男」「そんな男に、無惨にも殺されてしまった17歳の女性」と投稿した。
弁護人によると、岡口氏は再任手続きをせず、来年4月ごろに退官する