特捜部、柿沢議員を2回目聴取

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共同通信
柿沢未途衆院議員

 東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、東京地検特捜部が20日、前法務副大臣の柿沢未途衆院議員(52)=自民党を離党=を任意で事情聴取したことが関係者への取材で分かった。聴取は16日に続き2回目とみられる。特捜部は買収容疑で捜査しており、柿沢氏は否認している。

 特捜部は、柿沢氏が支援した木村弥生前区長(58)=辞職=が当選した4月の区長選前、区議らに配布した現金に、票の取りまとめを依頼する趣旨が含まれていたとみている。木村氏陣営のスタッフらへの現金支払いについても経緯や趣旨を調べている。

 特捜部は14日、東京・永田町にある柿沢氏の議員会館事務所と江東区の自宅を家宅捜索。