ガザで戦闘「継続」再び明言

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共同通信
イスラエルのネタニヤフ首相=17日、テルアビブ(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】バイデン米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は23日、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り電話会談した。イスラエル首相府によると、ネタニヤフ氏はイスラム組織ハマス掃討の目標達成まで、ガザで戦闘を継続すると再び明言した。国連安全保障理事会での米国の立場に謝意も示した。

 国連安保理は22日、ガザへの人道支援強化を訴える決議案を採択。「敵対行為の停止」を求めた当初案は米国の要求で「敵対行為の停止に向けた環境づくり」に表現が弱まった。米国は棄権した。

 ガザ保健当局は23日、10月の戦闘開始以降のガザ側の死者が2万258人となったと発表した。1日で201人増えた。負傷者は5万3千人以上。イスラエル側の死者は約1200人に上る。