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共同通信
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【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は25日、与党の会合で、パレスチナ自治区ガザでのハマス掃討作戦を今後数日間のうちに強化すると述べた。「長期戦になるだろう。戦闘終結には近づいていない」と説明。国会演説では「軍事的な圧力」の必要性を強調し、戦闘休止や人質解放交渉に改めて慎重姿勢を示した。地元メディアが伝えた。
議場で傍聴していた人質の家族らは、人質の即時解放を求めて抗議の声を上げた。
エジプト政府が全面的な休戦や人質の全員解放などに向けた「3段階」の新たな案を提示したと伝えられている。ネタニヤフ氏はこの日視察したガザ北部で、戦闘を継続すると再び強調した。