Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】ウクライナ政府は25日、追加動員に関する新たな法案を最高会議(議会)に提出した。地元メディアによると、徴兵の対象となる最低年齢を27歳から25歳に引き下げ、動員回避への対応を厳格化する。ゼレンスキー大統領は19日の記者会見で、軍から45万~50万人の追加動員を求められたと明らかにしていた。
ウクライナでは現在、18~60歳の男性の出国を原則として禁じ、徴兵に備えるよう義務付けている。戦争が長期化する中、動員拡大の動きに波紋が広がっており、欧州連合(EU)首脳会議を取材するため許可を受けて出国した著名ジャーナリストは今月、帰国しないと宣言した。