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共同通信
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ボクシングの世界スーパーバンタム級2団体王者の井上尚弥(30)=大橋=が26日、東京都江東区の有明アリーナでもう1人の2団体王者のマーロン・タパレス(31)=フィリピン=に10回1分2秒KO勝ちし、今年7月のテレンス・クロフォード(米国)に続く史上2人目の2階級での主要4団体王座統一に成功した。最初の4団体統一から要した期間は1年でクロフォードの6年を大幅に更新。獲得した世界タイトルは10個となった。
「モンスター」の異名を取る井上尚は2012年10月にプロデビュー。ライトフライ級、スーパーフライ級で世界王座に就き、昨年12月にバンタム級で4団体王座を統一した。今年7月にはスーパーバンタム級で2団体の王座を獲得。世界4階級制覇も達成した。今回の勝利で通算26戦全勝(23KO)とした。