偽装疑い「反省している」

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共同通信
ウナギ料理店「炭火職人 うなみ」=26日午後、愛知県西尾市

 中国や台湾産のウナギを愛知県・三河産と偽って提供した疑いが持たれている同県西尾市のウナギ料理店「炭火職人 うなみ」の山口秀男店長(49)が26日、同市で報道陣の取材に応じ「お客さんに申し訳なく、反省している」と述べた。

 店長によると、ふるさと納税の返礼品としての受注と来店客が2020年ごろから同時に増え、漁獲量が減る冬季を中心に三河産ウナギの供給が追いつかなくなったという。山口店長は「今後、海外産を使うときは誤解のない表示に変えていく」と話した。

 西尾市の中村健市長は26日の記者会見で、店側から「返礼品には三河産を使用していた」と説明があったと明かした。