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共同通信
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埼玉県蕨市の郵便局立てこもり事件で、直前に自宅アパートに火を付けたとして、県警が現住建造物等放火の疑いで、無職鈴木常雄容疑者(87)を27日にも再逮捕する方針を固めたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。これまでに人質強要処罰法違反や殺人未遂などの疑いで3回逮捕されていた。
立てこもりは10月31日午後2時15分ごろ発生。捜査員が約8時間後に突入し逮捕した。事件の約1時間前には同県戸田市で病院が銃撃され、医師ら2人が負傷。さらに直前、同市新曽の容疑者宅で火災が起きていた。
捜査関係者によると、同日午後1時ごろ、アパートの自室に火を付け、全焼させた疑いが持たれている。