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共同通信
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自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部は27日、池田佳隆衆院議員(比例東海)の東京・永田町にある議員会館事務所を家宅捜索した。パーティー券の販売ノルマ超過分の還流を受けながら、政治資金収支報告書に収入として記載していなかったとして、政治資金規正法違反(不記載など)の疑いで捜査。池田氏側は時効がかからない2018年以降の5年間で4千万円超の還流を受け、裏金にしていたとみられる。
安倍派では販売ノルマ超過分を収支報告書の収入に記載せず議員側に還流。支出にも記載せず、受領した議員側も収入として書いていなかった。安倍派所属99人の大半が還流を受けており、池田氏側は高額だったとされる。
政治資金規正法は政治団体の会計責任者に収支報告書の提出義務を課している。不記載罪などの罰則は5年以下の禁錮または100万円以下の罰金。議員も詳細を把握していれば、会計責任者と共謀したとして罪に問われる。