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共同通信
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【ロサンゼルス、ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は27日、メキシコでロペスオブラドール大統領と会談し、中南米からメキシコ経由で米国に押し寄せる記録的な数の不法移民の対策を協議した。米紙ワシントン・ポストによると、国境で協力して移民を抑制するため、両政府による作業部会の設置で合意した。来年1月に初会合を開く。
移民は米国で関心が高い問題で、2024年大統領選では争点の一つとなる。メキシコ国境を経由して米国移住を図り、米税関・国境警備局に拘束されたり退去させられたりした人は今年9月までの1年間で約247万人に上り、記録的な高水準が続いている。