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共同通信
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与野党党首は28日、仕事納めを終え、年末年始の休暇に入った。岸田文雄首相は東京都内の公邸で過ごし、自民党派閥の政治資金問題の対応に思いを巡らせることになりそうだ。立憲民主党の泉健太代表は東京や地元・京都府で静養する。
首相は1月3日まで公邸で体を休める。年明けに設置する党改革の新組織の構想を練るほか、4日の年頭記者会見の準備を進めるとみられる。周辺によると、合間に読書やトレーニングでリフレッシュを図る。
公明党の山口那津男代表は関係先へのあいさつ回りと、自宅の大掃除に汗を流す。昨年末は韓国を訪問していたため、2年ぶりだという。
泉氏は、年内は東京の議員宿舎、年明けは京都の自宅で英気を養う。1月4日に三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝し、会見を開く。日本維新の会の馬場伸幸代表は地元・大阪府で賀詞交歓会に出席するなど支援者へのあいさつ回りに精を出す。
共産党の志位和夫委員長は休暇返上で1月の党大会の準備にいそしむ。国民民主党の玉木雄一郎代表は地元・香川県で街頭演説を実施するなど精力的に活動する。