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共同通信
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【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州は慢性的な渋滞の解消や温室効果ガス排出量削減のため、2024年春ごろにもニューヨーク市マンハッタン中心部に乗り入れる車に「渋滞税」を導入する。平日日中の乗用車で15ドル(約2100円)を予定。シンガポールやロンドンでも導入されており米国では初。混雑緩和の切り札となるかどうか注目が集まっている。
経済やエンターテインメントの世界的中心地マンハッタンは、早朝から深夜まで渋滞が途切れない。米調査会社INRIXによると、ニューヨーク市内では運転手1人当たり年間117時間の渋滞に巻き込まれている。