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共同通信
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年賀状配達の出発式が1日朝、近代郵便発祥の地とされる東京都中央区の日本橋郵便局で開かれた。職員が「出発!」と勢いよく号令をかけると、配達人24人が自転車やバイクで駆け出し、新年の抱負が込められた便りを近隣の店舗などに届けた。
近くの洋食店「たいめいけん」には、明治期の制服をイメージした紺色の服を着た職員らが配達。受け取った茂出木雅章社長は「元旦に年賀状を頂くのは光栄。たつ年の今年は、竜のように元気に空に昇っていく年になってほしい」と笑顔で語った。
日本郵便によると、1日に全国で配達する年賀状は前年より16%ほど少ない約7億4300万通。