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共同通信
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北朝鮮の朝鮮中央通信によると、金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長が2日、韓国の尹錫悦大統領の新年の辞に反発する談話を発表した。尹氏の「功労」によって朝鮮半島の緊張が高まっていると批判し、北朝鮮の核戦力の増強に「正当性を与えてくれた」とした。
談話は文在寅前大統領についても、南北対話を進める中で米国製ステルス戦闘機F35Aを調達したり潜水艦を新たに就役させたりするなど、軍備拡大を図っていたと問題視。文氏の対話姿勢に北朝鮮側が「足をつかまれていた」として「少なくない時間を無駄にしたのは大きな損失だった」と主張した。