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共同通信
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石川県志賀町で震度7を観測した能登半島地震は3日、発生から3日目となった。同県内では57人の死亡を確認。被災地で多数の建物が倒壊し生き埋めの情報があるものの、道路が寸断され救助活動は難航している。被害の全容は見えず、各自治体は住民の安否確認を続行。4日にかけ断続的に雨が降るとして、気象庁は土砂災害に警戒を呼びかけている。
石川県珠洲市では、3日午前2時21分ごろに震度5強、2時半ごろに震度4の地震があった。志賀町でも6時32分ごろ震度4の地震があった。
県などによると、道路が損傷している場所が多く、輪島市や穴水町などで孤立地区がある。各自治体は十分な支援物資の供給を政府に求めている。自衛隊ヘリコプターを活用した物資と人員の搬送などが進む見込み。
珠洲市の泉谷満寿裕市長が「壊滅的な被害だ」と発言するなど、全壊やほぼ全壊と言えるような住宅が多数に上るという。珠洲市や能登町の沿岸部では津波でも住宅が被害に遭ったとみられ、人的被害がさらに膨らむ可能性がある。
政府は3日午前、非常災害対策本部会議を官邸で開催。