Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】トランプ前米大統領は3日、11月の大統領選に向けた共和党候補指名争いで、西部コロラド州予備選の出馬を認めないとした同州最高裁の判断を不服として、連邦最高裁に判断の無効を求めて上訴した。2021年の議会襲撃事件で反乱に関与したとする州最高裁の判断については「反乱に関与していない」と反論した。
トランプ氏は、保守派判事が多数派の連邦最高裁が自身に有利な判断を示すことを期待しているとみられる。連邦最高裁がコロラド州最高裁の判断を追認すれば、他州の予備選にも波及し選挙戦の行方を左右する可能性がある。