Published by
共同通信
共同通信
【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザに地上侵攻するイスラエルのガラント国防相は4日、ガザ北部について「地上作戦の目標を達成しつつあり、新たな作戦に移行する」と発表した。大規模攻撃から的を絞った精密攻撃への転換を示唆したとみられる。戦後については「ガザに暮らすパレスチナ人が統治に責任を持つ」と強調した。
ガラント氏は、ガザ北部の新作戦に関しイスラム組織ハマスの地下トンネル破壊や空爆、特殊部隊による攻撃が含まれると説明した。ガザ南部では「作戦は変わらない」とし、これまで同様、難民キャンプや民間人の多くいる地区への攻撃を続ける方針を示した。