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共同通信
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日銀は4日、2023年に市場で買い入れた長期国債が113兆9380億円だったと発表した。過去最大だった16年の119兆2416億円に次ぐ過去2番目の高水準となった。市場で長期金利に上昇圧力がかかる中、大規模な金融緩和策の一環で続けた金利抑制のための買い入れが膨らんだ。
国債の大量購入は流通量の減少や、金利水準を決める市場の機能低下を招いている。日銀が機能改善を目的に、22年以降行った政策修正に大きな効果は見られず、引き続き緩和策の副作用への対処が求められそうだ。
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